岡田昭人(おかだ・あきと)

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■プロフィール/経歴

一般社団法人コミュニティネットワーク協会 常務理事
早稲田大学 都市・地域研究所 招聘研究員
桐蔭横浜大学 法学部 非常勤講師
内閣府地域活性化本部 地域活性化伝道師

 これまで木造住宅密集地域の改善の計画策定とその実践に関わってきました。埼玉県上尾市の密集住宅地再生事業においては連鎖型の共同建替えの4プロジェクトに携わり、その後墨田区向島地区の密集住宅市街地における区役所と住民との連携によるまちづくり協議会を中心にした、防災まちづくりの活動や鳥取市中心市街地での60年前に建設された老朽化した防火建築帯による建物のコンバージョン・リノベーションとそれを支える組織づくりに向けた修復改善型の計画策定に関わっています。
 いずれの地域でも、地域住民・市民が自律的な防災まちづくりを展開していくに当たって、自治体や多様な地域組織との連携が不可欠であり、また事業主体者を形成することだと考えています。地域内外の企業や行政と連携しながら、市民によるまちづくり事業によって行政だけではなく、住民自らが安全な地域の暮らしを支えるという取り組みによって、地域の合意形成と自治体計画との整合性を図ることが期待されます。また、福祉、医療関係者と連携しながら、高齢者の住居・生活改善支援のための地域包括ケアシステムによる専門性を横断する協同事業体を設立する支援をしています。岩手県花巻市東和町では、商店主や高齢居住者かが地域で支え合いながら暮らすための共同店舗や住まいづくりを様々な制度を活用した共同建替え事業支援やエリアマネージメントを志向するまちづくり会社を支援し、空き地空き家を活用した美術展や自律的財源を確保するためのまちづくりファンドの組成など地域再生に向けての実践活動を行ってきました。特に近年は、中越、中越沖、東日本大震災の復興事業支援を継続的に行っています。

■主な講演・研修テーマ

・中心市街地におけるまちなか居住施策、交通体系の見直し、事業主体形成に向けて市民事業の可能性、共同建替え事業などについての基本的な考え方と関わった事業についての事例紹介。
・地域づくりの担い手を育て、商店街機能を維持し、居住者の安定した住まいと環境を確保するなど、市民が主体となったまちづくりの事業体を設立・運営ができるような支援について。
・まちなかでの暮らしを支える商業環境の再整備と介護・福祉・住まいづくりを総合的に整える制度や仕組みをどのようなプロセスで組み立てていくか。中心市街地の活性化が、商店街の活性化と併せ、地域社会の暮らしを見直し、新たな地域の担い手を育成することについて。
・まちづくり市民事業の構築とまちづくりファンドの組成

■講演・研修実績

・地方議会議員研修会 「まちづくり市民事業と高齢社会への対応」 2013.10.08
・S区都市復興プログラム職員研修「住まいの再建の進め方」 2013.10.31
・T市住生活基本計画市民報告会「地方都市における高齢者住宅の施策と展望」 2012.03.18
・総務省自治財政局 第三セクター等における資金調達のあり方等に関する調査研究会 委員 2013.11.05〜
・S市S駅東口地区まちづくり推進協議会「市民まちづくりと共同建替え事業」  2013.03.12
・N区K地区まちづくり協議会「東日本大震災からの復興まちづくりとまちづくり市民事業」 2013.03.20
・住民参加の防災まちづくりを考える会「東京の木造密集住宅市街地とコミュニティの再生の取り組み」2013.03.31
・K区住みよいK区をつくる会「木造密集住宅市街地と高齢社会」2014.04.16
・N町復興まちづくり推進協議会「市民が主体となった復興の住まいづくりについて」 2014.06.20
・比較住宅政策研究会「N町連携復興まちづくりと地域再生」 2014.07.16

■書籍・論文・メディア出演など

・「まちづくり市民事業 新しい公共による地域再生」(共著 学芸出版社)2011.03
・「東日本大震災からの復興まちづくり」(共著 大月書店)2011.12
・「東日本大震災復興まちづくりシナリオの提案」(共著 季刊まちづくり32号学芸出版社)2013.09
・「まちづくりから地域マネジメント戦略へ」(共著 季刊まちづくり29号学芸出版社)2012.12
・「まちづくり市民事業と中心市街地再生」(共著 季刊まちづくり21号学芸出版社)2010.12
・「東京問題―居住改善からまちづくりを探る」(共著 クリエイツかもがわ) 2009.09
・「東京の住宅政策 地域居住政策の提言」(共著 東京自治問題研究所)2008.7

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